駐在妻として仕事を辞めるか迷っているあなたへ!私が決断した理由

駐在妻として仕事を辞めるか迷っているあなたへ!私が決断した理由
悩む駐在妻

夫の海外駐在が決まったけど、自分の仕事を辞める決心がつかない…。

夫のことは応援したい。けど、これまで頑張ってきた自分の仕事、本当に辞めちゃっていいのかなぁ…。

こんなお悩みにお答えします。

私は現在、ヨーロッパに駐在中の駐在妻で、3人の小学生の子どもを育てながら生活しています。音楽大学を卒業後、大手通信キャリアで法人営業としてキャリアを積み、「30代で部長」という目標に向かって働いてきました。

今日は、そんな私が、夫の海外駐在を機に仕事を辞める苦渋の決断をしたリアルな体験談をお話しします。

もし、これを読んでくださっているあなたが「駐在妻として仕事を辞めるべきか悩んでいるけど、やっぱり仕事も捨てたくない…」という状況なら、少しでも参考になれば嬉しいです。

目次

私が仕事を辞める踏ん切りをつけた瞬間

最初の中東への海外駐在が決まったとき、私は嬉しさ半分、戸惑い半分でした。赴任先の国のことは全くわからず、お腹には二人目がいて出産も不安…。

でも一番悩んだのは、「仕事を辞めなければならない」ということでした。キャリアも家族もどちらも大切で、なかなか決心がつきませんでしたが、出国の日は少しずつ近づいてきます。

そんなとき、友人にこんな質問をされました。

著者のママ友

目の前に『家族』と『仕事』があって、両方が池に落ちそうになったら、みゃーこちゃんはどっちを助ける?

その瞬間、答えは迷いなく「家族」でした。

仕事は代わりがいて、私がいなくても会社は回ります。でも、妻や母としての存在に代わりはいません。

とくに我が家には小さな子どもがいる今、家族と一緒に過ごす時間こそが、人生で二度と戻ってこない宝物だと気づいたんです。

その質問をしてくれた友人には、今でもとっても感謝しています。

子どもの成長期に家族が一緒にいる大切さ

私自身、幼い頃から父が単身赴任で家にいないことがほとんどで、思春期には父とのコミュニケーションにとても苦労しました。最終的には心を病んでしまい、高校中退した過去も。(そんな私の転落についてはこちらのnoteに綴っています。)

その経験から、私は「子どもが小さい時期は、一緒に過ごすことがどれだけ大切か」を痛感しています。

海外駐在中は、家族全員で生活する時間を確保できる貴重なチャンス。この期間にしかできない親子の思い出や家族の絆づくりは、後から振り返っても何にも代えがたいものになりますよ。

海外駐在は自分のキャリアにとってもプラスになる

「仕事を辞める=キャリアが止まる」と思う方も多いと思います。でも、海外駐在は意外とキャリアやスキルアップのチャンスでもあるんです。

  • 配偶者手当をもらいながら、ある程度余裕のある海外生活を経験できる
    (このご時世、なんとありがたいことか…)
  • 語学や異文化コミュニケーション力が自然に身につく
  • 現地での生活・教育・文化を通して視野が広がる
  • 日本にいる時よりも時間が生まれ、空いた時間でスキルアップも可能

私自身、海外駐在で多くの貴重な経験を積み、帰国前の転職活動にも大いに役立っています。また、空いた時間で語学学校やTOEICの勉強、ブログ運営など、たくさんの新しい挑戦もできています。

日本にいるだけでは得られない経験を積めるのは、駐在妻ならではの特権かもしれません。

仕事を辞めることをポジティブに捉える

仕事を辞める決断はネガティブに感じる方も多いですが、私はこう考えました。

著者:みゃーこ

今しかできない家族との時間を思い切り楽しむチャンス!

捉え方を変えるだけで、選択はポジティブになります。家族との絆を深め、自分自身も新しい経験を積めるのは、とても贅沢な時間だと思えるのです。

まとめ|駐在妻が仕事を辞めるか迷うときの考え方

  • 家族と仕事、両方落ちそうになったらどちらを優先するか考える
  • 子どもが小さい時期は家族一緒に過ごすことが大切
  • 海外駐在は家族と過ごす時間+スキルアップのチャンス
  • 選択はネガティブではなく、自分次第でポジティブに変えられる

私自身、半年後の帰国に向けて転職活動中ですが、駐在妻としての経験は確実に今後のキャリアに活きています。

仕事を辞めることを悩んでいる方も、ぜひ「家族と自分にとっての今」を大切に考えてみてくださいね。

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