駐在妻は帰国後うつになりやすい?中東から帰国した私の体験談

駐在妻は帰国後うつになりやすい?中東から帰国した私の体験談

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このキーワードで検索している方は、きっと「帰国したあと、私はうつっぽくなるのではないかな?大丈夫かな?」と不安に感じているのではないでしょうか。海外から日本に戻ると生活も人間関係もガラッと変わるので、心配になるのは自然なことです。

ですが、私自身の経験から言うと意外と大丈夫だったんです。私は中東の砂漠の国クウェートでのーんびり3年間暮らした後、夫の駐在が終わり日本に帰ってきましたが、思ったよりスムーズに生活に馴染むことができました。

著者:みゃーこ

この記事では、帰国後にうつになりやすい理由と、私がどうやってスムーズに日本の生活に戻ったのかを、具体的にお話ししていきますね。

目次

駐在妻は帰国後にうつになるの?

実際に「帰国後にうつっぽくなる」駐在妻がいるのは事実です。とくに海外生活に充実感があった人ほど、日本に戻ったときのギャップで落ち込みやすいといわれます。

ただ、もちろん全員がそうなるわけではありません。

私の場合はむしろ、「思っていたよりすんなり慣れた」という感覚でした。帰国前は”海外生活から戻りたくない!”という大きな葛藤もあったのですが…。

結果的に、帰国後の環境を少し工夫するだけで、不安はぐっと小さくできるのだと思いました。

駐在妻が帰国後にうつっぽくなる理由

一般的に、駐在妻が帰国後に気分が落ち込みやすい理由は次のようなものです。

  • 海外生活が楽しすぎた反動
  • 夫が日本で多忙になり妻の負担が増える・家族時間が減る
  • 在外手当がなくなり金銭的に余裕がなくなる
  • 親戚や昔の友人など人間関係の再スタート(時には苦手な人も…)
  • 子どもの学校問題(日本語や友人関係で苦労する)  など。

周りの駐在家族からもこうした話を聞くことはちょくちょくありますが、実際の生活では皆それぞれ、自然と乗り越えていくことが多いと実感しています。

私が意外と大丈夫だった理由

帰国後に私が実際に「うつっぽくならなかった」理由を振り返ると、大きく2つあります。

  1. あえて帰国早々に仕事復帰した

    私の場合、元の職場に復帰できたのは大きなアドバンテージでした。夫の駐在に帯同する前に勤めていた会社には「ウェルカムバック制度」があり、帰国後すぐに職場に戻ることができたんです。

    生活のリズムが半強制的に整い、余計なことを考える時間もなくなり、社会とのつながりをスムーズに取り戻せたことで、気持ちの安定にもつながりました。
  2. 帰国家庭が多いエリアに住んだ

    住む場所は本当に大事です。帰国子女が多いエリアを選んだおかげで、子どもも自然と友達を作れました。英語ができる子・日本語に苦手意識のある子が周りにいるのも当たり前だったので、子どもも「浮いている」と感じることなく安心できたようです。

    私自身も同じ立場のママ友がいて孤独を感じませんでした。

帰国後うつを防ぐためにできること

私の経験からおすすめできる「帰国後うつを防ぐための工夫」はこちらです。

生活の基盤を早めに整える

住む場所

帰国前にまず考えるべきは住まい。帰国後に住む場所はとても大事です。

在外家族が帰国後に選ぶなら、とくに帰国子女が多いエリアがおすすめ。我が家もそういうエリアを住んだことで、子どもたちもスムーズに日本の環境に馴染めましたし、私も同じような価値観のママ友と出会えて安心できました。

さらに、教育意識の高い家庭が多いエリアだと、子どもの周りの友達関係も自然と良い影響を受けやすく、学校生活や習い事などでポジティブな環境を整えやすくなります。

著者:みゃーこ

逆にのんびりした田舎生活を選ぶのも一つの素敵な選択ですよね。

それぞれの家庭のライフスタイルや価値観に合わせて選ぶことが大切です。

子どもの学校

子どもの学校選びも早めに進めることが安心につながります。公立小・中学校の場合は、家が決まれば学校も決まるので楽ですが、その分、住むエリア選びも重要です。

また、公立学校でも、帰国子女を受け入れる体制が整っている学校を選ぶと、子どもも自然と居場所を見つけやすくなりますよ。それに、日本語の補習など特別なサポートをしてくれる学校も多いのです。公立なので全て無料なのもありがたいですよね。

自分の仕事

帰国後に仕事をする方は、早めに就職や転職の準備をしておく方がよいでしょう。私のようにウェルカムバック制度に対応している会社なら、その制度を利用して復職するのも有効です。

そうでない場合は、事前に再就職の準備を余裕を持って進めておくことで、帰国後の不安が大きく減り、生活のリズムを整える助けになりますよ。

海外にいる間から何かしらスキルアップをしたり、仕事について色々と考えておくことで不安な気持ちも払拭できます。

帰国後の楽しみを見つける

何より、美味しい日本食を好きなだけ食べられる生活。

習い事や趣味、日本ならではのお店巡りなど、小さな楽しみを作ると日々が楽しくなります。

私も帰国後にお気に入りのカフェや美味しいラーメン屋さんを探すことが楽しみになりました。

まとめ|駐在妻は帰国後のうつを心配しすぎなくて大丈夫

「駐在妻 帰国後 うつ」と検索すると不安になるかもしれません。でも、実際には環境を整え、ちょっと工夫するだけで「意外と大丈夫」と感じられることが多いです。中東から帰国した私もそうでした。職場復帰や住むエリア選びがうまくいったおかげで、家族全員が安心して日本の生活に戻ることができました。

帰国は新しいスタート。漠然とした不安は、具体的な準備とポジティブな計画で小さくしていきましょう。あなたもきっと大丈夫ですよ。新生活を楽しめるように、一歩ずつ進んでいきましょうね!

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