
駐妻の帰国後の転職先として、どんな企業や働き方を狙おうかな?
こんなお悩みにお答えします。
私は音大卒業後、大手通信キャリアに入社し、「30代で部長」を目標に立派な社畜として営業職をしていました。男性ばかりのチームで奮闘しながらも結婚し、出産を経て復職。その後、夫の海外転勤で中東・ヨーロッパへと引っ越し、3人の子育てに追われながらもキャリアと家庭を両立させてきました。
そんな私が今、半年後の帰国後の転職について考えているリアルな選択肢を、正直にシェアしたいと思います。
駐妻の選択肢① 外資系企業でキャリアを活かす
海外生活やこれまでの法人営業経験を活かして、外資系企業に挑戦するのは魅力的な選択肢です。
私の場合、国内の大手企業で大口顧客を担当し、チームリーダーとして新人育成も経験してきたので、スキルや実績は自信のある武器になります。ただ、外資系は「即戦力」を求められることが多く、面接では海外生活で培った柔軟性や英語力をどうアピールするかがポイントです。
個人的には、英語でのコミュニケーション力や海外経験を活かしつつ、以前の営業経験も組み合わせて戦略的に自己PRしようと考えています。
今はまずLinkedInで情報収集中ですが、すぐに「電話で面談しましょう」と言われることも。実際、英語で面談となると、正直ウッと構える自分がいます。



外資系を狙うとなれば、実際に英語で面談できるか、どの程度仕事で使える語学力があるかも見極める必要がありますね。
駐妻の選択肢② ハイクラスポジションで再出発
帰国後すぐにマネージャー職やハイクラスポジションに挑戦するのも一つの道です。
私自身、大手通信キャリアでチームリーダー経験があるので、実績を武器にハイクラスを狙うことも可能なのかな、と。
さらに、現在は大企業のマネージャーポジションが人手不足の傾向にあり、部門間の調整やチームマネジメントの経験を持つ人材は企業にとって非常に貴重です。そのため、帰国後にマネージャー職を目指すことは、十分に現実的な選択肢と言えると考えてます。
ただ、3人の子育てを抱える現状を考えると、働き方の柔軟性とのバランスも大切ですね。



思いっきり働いて実績を出しつつ、しっかり家庭も大切にできる。そんな仕事、どこかに転がってないかなぁ…。


駐妻の選択肢③ リモートワークで柔軟に働く
海外で暮らしてみて、日本のように必死に毎日出社する働き方が当たり前ではない環境を目の当たりすると、従来のフルタイム出社スタイルは今の私に果たしてできるのか、正直 不安が大きいです。
そんな海外生活で見てきた「時間や場所に縛られない働き方」を実現できるのがリモートワークの魅力ですよね。
私の場合、子どもたちの世話もあるので、フルタイムでオフィスに通うより自宅で柔軟に働ける環境のほうが合っているのは間違いありません。
営業のスキルであれ、今どきオンラインでも活かせるので、リモートワークは現実的な選択肢の一つになっています。
駐妻の選択肢④ 新しいスキル・キャリアにチャレンジ
「これまでの経験とは違うことに挑戦したい」と思う気持ちもあります。
とくにこの1年、私は海外で新しい6つのことにチャレンジしてきました。
語学学校、ブログ、SNS運営など…。(詳しくは以下の記事へ)
アラフォーになっても、新しい学びや挑戦はめちゃくちゃ楽しい!と日々実感しています。


そして、海外生活や駐妻経験で培った柔軟性やマルチタスク力も、新しい分野で大きな強みになります。これを転職活動の自己PRに生かさない手はないですね。
正解は一つじゃない
結局のところ、帰国後の転職に「これが正解」という道はありません。私自身も現在進行形で、「外資系も魅力、リモートも捨てがたい、新しい挑戦もしたい…」と悩みながら、少しずつ方向性を見極めています。
そんな中で強く感じているのは、海外生活や駐妻経験、そして法人営業で培ったスキルは、すべて自分の強みになるということです。
迷うのは自然なこと。私もまだ模索中ですが、自分の経験やスキルを信じて、一歩ずつ前に進んでいきましょうね!