帰国後の転職準備に!駐在妻がLinkedInを活用する方法

帰国後の転職準備に!駐在妻がLinkedInを活用する方法
転職に悩む駐妻

帰国後のための転職活動って、何から始めたらいいの?

LinkedInってよく聞くけど、何それ?

こんなお悩みにお答えします。

私は現在39歳、夫のヨーロッパ赴任に帯同して6年目の駐在妻です。小学生の子ども3人を育てながら、これまでのキャリアを振り返りつつ、半年後の帰国に向けて転職活動を始めています。

今日は、私が実際に使ってみた体験を交えながら、「駐在妻の転職活動にとても役立つ」と感じたLinkedInの特徴や活用方法について”駐妻目線”でご紹介します。

目次

そもそもLinkedInって何?

LinkedInは、仕事やキャリアに特化したSNSです。日本ではまだ使っている人が少ない印象ですが、海外や外資系企業では必須のツール。プロフィールを作っておくことで、自分の経歴やスキルを世界中の企業や採用担当者にアピールできます。

LinkedIn公式サイト

著者:みゃーこ

私も最初は「英語でプロフィールを書くなんてめんどくさい!」と思っていました。

でも最近はChatGPTなどのAIツールを使えば、自己紹介文や職務経歴の翻訳、表現のブラッシュアップまで簡単にできるので、ストレスなく作成できました♪

実際に私のLinkedInのプロフィール文
実際に私のLinkedInのプロフィール文
(実際はもっともっと長いです)

LinkedInが駐在妻におすすめな理由

理由① 帰国後の転職準備の第一歩になる

駐在妻として海外に長期間滞在していると、「働いていない期間=キャリアの空白」と感じることも多いですよね。LinkedInは、まず自分のこれまでの経験を整理して棚卸しする場として最適です。

  • 前職での業務内容
  • 海外での生活で得たスキル(英語力、異文化コミュニケーション力)
  • 家庭と子育ての両立力

こうした経験をプロフィールに書き出すことで、帰国後の履歴書や職務経歴書作成の準備にもなり、転職活動の第一歩として安心してスタートできます。私自身も、プロフィール作成を通して「自分の経験は立派なキャリア」と再認識できました。

理由② 外資系・グローバル企業とのコネ作りができる

LinkedInは世界中の企業や採用担当者が利用しているため、プロフィールを整えておくだけで外資系企業やグローバル企業から声がかかるチャンスがあります。
駐在妻は現地での生活やネットワークが限られることもありますが、LinkedInを使うとオンライン上でコネクションを作れるのが大きなメリットです。
実際に私も、LinkedInでプロフィールを整えたことで数社から面談の連絡をもらい、駐在妻である自分の経験が評価される感覚を得られました。

理由③ 海外駐在経験を活かしやすい

駐在妻として過ごした時間は、一見「仕事していない期間」に見えがちですが、実際には非常に価値のある経験です。LinkedInでは、海外駐在中に得たスキルや経験を具体的に書くことで、キャリアとして活かしやすくなります。

  • 英語や現地文化の理解
  • 異文化対応力・柔軟性
  • 家庭と子育ての両立によるマネジメント力

これらは外資系・グローバル企業で評価されやすく、駐在妻だからこそ持っている強みとしてアピールできます。

LinkedInを使った駐在妻の転職までのステップ

駐在妻として海外生活をしていると、「帰国後、どんな順序で転職活動を進めればいいの?」と悩むことが多いと思います。LinkedInを活用すれば、自然なステップで準備から転職まで進められます。

STEP
プロフィール作成

まずは自分の経験を整理し、プロフィールに書き出します。ポイントは以下です。

  • 前職の担当業務と成果を具体的に数字やプロジェクトで示す
  • 海外駐在中に得たスキル(英語力、異文化コミュニケーション、家庭・子育ての両立)も明記
  • 自己紹介文は簡潔でポジティブに、AIを活用して英語でも作成可能
STEP
ネットワーク作りで情報の入口を広げる(省略可)

次に、LinkedIn上で人脈を広げていきます。

  • 元同僚や上司、業界関係者とつながる
  • 気になる企業の採用担当者や社員と接点を持つ
  • 海外生活でのネットワークも忘れず活用

ここで得たつながりは、帰国後の面談や求人情報に直結することもあります。私も、このステップで複数の外資系企業と接点を持てました。

STEP
情報収集と発信で自分を見える化(省略可)

LinkedInでは、自分の興味ある業界や企業をフォローし、情報収集ができます。

  • 求人情報や業界ニュースをチェック
  • 自分の学びや経験を発信して、採用担当者の目に留まる機会を作る

発信することで、駐在妻としての経験も自然に「価値あるキャリア」として認識されやすくなります。

STEP
求人応募・オファーを受ける

プロフィールやネットワークが整ったら、いよいよ応募や面談のステップです。

  • 興味のあるポジションに直接応募
  • 企業やエージェントからの声かけも待つ(プロフィールが整っていると声がかかりやすい)
  • 面談前にプロフィールを見直し、自分の強みを整理

私もこの段階で、LinkedIn経由で複数社から面談のオファーをいただくようになりました。

STEP
転職決定・新しいキャリアのスタート

最終的に内定を受け、転職先が決まったら、新しいキャリアがスタートします。
LinkedInでの活動を通して、駐在妻の海外経験や英語力を強みに変えて、帰国後の転職活動もスムーズに進めていきましょう。

著者:みゃーこ

私の場合、自ら積極的には動けていませんが、プロフィールに興味を持った企業やエージェントの担当者の方から数日に1回、継続的にいろんなアプローチをいただいています。

LinkedInとその他の転職サービスの違い

違い① プロフィール型 vs 求人型

  • LinkedInはプロフィール型
    自分の経歴やスキルを公開し、企業や採用担当者から声がかかる仕組みです。自ら応募しなくても、オファーをもらえる可能性があります。
  • 一般的な転職サービス(リクナビNEXT、マイナビ転職など)は求人型
    自分が興味のある求人に応募する形で、企業からの直接オファーは少ないことが多いです。

違い② 海外・外資系に強いかどうか

  • LinkedIn
    グローバル企業や外資系企業との接点を作りやすく、海外経験や英語力をアピールするのに適しています。
  • 一般的な転職サービス
    国内企業向けが中心で、駐在妻の海外経験を評価してくれる求人は少なめです。

違い③ ネットワークの活用

  • LinkedInでは、元同僚や業界関係者とつながることで非公開求人やスカウトにアクセスできます。
  • その他の転職サイトでは、基本的にサイト内の求人情報やエージェントからの紹介が中心で、ネットワークは活かしにくいです。

就職までの手順は短くなる?

LinkedInを活用すると、就職までの手順が「効率化」されやすいです。

  • プロフィール作成で自分の経歴整理ができる
    → 履歴書・職務経歴書作成がスムーズ
  • 企業やエージェントから声がかかる
    → 自分から応募する手間が減る
  • ネットワーク経由で非公開求人にもアクセス可能
    → 採用決定までのステップが短縮されやすい
著者:みゃーこ

実際に私も、LinkedInでプロフィールを公開したあと、外資系企業から直接面談のオファーがありましたが、応募から面談までのスピードは通常より早く感じました

駐在妻が抱えやすい不安

駐在妻として海外生活をしていると、帰国後の転職活動にはこんな不安がつきものです。

  • 「空白期間が長すぎて、転職できるか不安」
    海外で働いていない期間があると、自分のキャリアとして認めてもらえるのか心配になりますよね。
  • 「駐在妻の経験は社会で評価されないのでは?」
    家庭や子育てに専念してきたわけですが、“無職期間”や“夫のスネかじり”と見なされるのではないかと不安になることもあります。
  • 「英語や業務経験をどうアピールすればいいか分からない」
    海外生活で得た英語力や異文化対応力、前職での経験をどう整理して魅力的に伝えるか、迷ってしまう方も多いでしょう。

駐在妻だからこそ活かせるLinkedIn活用ポイント

こうした不安は、少しの工夫で強みに変えられます。私の体験をもとに、特に意識するとよい3つのポイントをご紹介します。

  • 駐在経験は立派なキャリア
    単なる「夫に付いてきただけ」ではなく、海外生活で得た英語力や異文化コミュニケーション力、家族のサポート力もキャリアとして書けます。
  • とにかく自己肯定感を持つ
    駐在妻は「働いていない=社会に貢献していない」と思いがちですが、家庭と子育てをこなしながらキャリアを再開する準備をしている時点で立派な実績です。
  • 担当業務や成果は具体的に書く
    外資系企業やグローバル企業に声をかけてもらうには、どんな業務を担当し、どんな成果を上げたかを具体的に示すことが大切です。私の場合、正式な社名は伏せていますが、数字やプロジェクト内容を明確に書いたことで、外資系企業や世界的企業から声をかけてもらうことができました。
著者:みゃーこ

私自身、LinkedInのプロフィールを作成してから、外資系企業や世界的企業から声がかかり、自分の経験に自信が持てました。

駐在妻であることがネガティブではなく、むしろ強みにもなると実感しています!

まとめ:駐在妻はLinkedInで輝ける

駐在妻としての海外経験は、空白期間ではなく「キャリアの宝庫」です。LinkedInを使えば、自分の経験を整理できるだけでなく、帰国後の転職活動の第一歩にもなります。

帰国後のキャリア再開に不安を感じる駐在妻の皆さん、まずはLinkedInでプロフィールを作ることから始めてみてください。自分の経験を自信に変えて、次のキャリアを一歩ずつ築いていきましょうね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次